生田原の幅広ヤマベ/2010年07月01日(水)曇
湧別川水系生田原川支流(遠軽町)[06:00 気温20.0度、水温13.2度]

 寒い春と暑い6月が過ぎて、いよいよ待望の7月解禁。前日から乗込んでの下見と、日の出前の入渓が功を奏して、狙い通りの釣場へ入ることができた。渓が明るくなるのを待って、試釣をしながら途中で釣人に会うまで溯上することにする。
 5時頃までは、小さいヤマベが果敢に飛び出して、目印などに飛びついてくるが、大物はほとんど顔を出さない。



 川底の石が見えるくらいまで明るくなって、小さいヤマベのお祭り騒ぎがおさまると、ついに手ごたえのある当たりが竿先を沈める。軽くあわせたラインの先に、銀白のヤマベが翻って水中へ引き込もうとする。下流へ走ろうとするヤマベに、やや増水した流れが利するように抵抗が増し、頭を上流へ絞り込む竿先に重くのしかかる。さびの取れた綺麗な生田原の幅広ヤマベ、ばらしが恐くなって、子砂利が敷き詰められた岸へ引きずり上げた。

 形の良いヤマベが釣れだして、しばらく上流へ釣すすむと、釣人の姿が見えた。すでに満足いく釣果を得ていたので、少し下流へ戻って「腹割き」をする。
 一休みしていると、同じ場所から入渓したと言う釣人が溯ってきた。隣町からの釣行で、旅のものとは違い、釣果をとやかく言わない。挨拶を交わし、一度釣をしたことがある隣町の川のことを聞いても、優しく教えてくれる。まだまだ釣も出会いも及ばないが、何時しか自分もこうなりたいと思うのだが・・・。
 もちろん旅のものは、この至福の時から離れがたく、釣り残したヤマベを丁寧に釣りながら帰った。